バイクを買うならヘルメットも必要!人気の種類や選び方をチェックしよう

公開日:2023/01/15 最終更新日:2022/11/28

バイクを購入されたら必ず必要となるものがヘルメットであり、着用が義務化されています。バイク用品のショップには多くのヘルメットが並んでおり、どれが自分に適しているのか迷われる方も多いのではないでしょうか。そこで、ライダーに選ばれているヘルメットや安全性が高いヘルメットをご紹介します。

ヘルメットは絶対必要!安全性第一で選ぼう

バイクのヘルメットにはさまざまな種類がありますが、まずは安全第一で選ばれるとよいでしょう。以下を参考に選択してみてください。

バイク用ヘルメットの安全基準

ヘルメットを購入するときに必ず確認すべきなのが「SG規格」「PSCマーク」の2つが表示されているかを見ましょう。加えてあるとより安全なマークが、「JIS規格」や「SNELL規格」です。

まず、安全基準を満たしている製品であることを示すSG /PSCマーク。海外製のヘルメットや観賞用となっているヘルメットはこのマークがないことがあるので注意してください。また、海外製のヘルメットで安全性が優れているものもありますが、衝撃から頭を守る手法に日本との違いがあるため、安全性に対する考え方の違いにより、製品安全協会の認定を受けていないことが理由になります。JIS規格やSNELL規格は、厳しい性能テストをクリアしたマークです。

安全性第一なら【フルフェイスヘルメット】

二輪車の死亡率は、自転車や自動車よりも高く、バイクの死亡事故の約50%が頭部損傷によるものです。バイク死亡事故の約40%の人が、事故時にヘルメットが脱落していました。これらを考えて、一番安全なヘルメットが、フルフェイスヘルメットなのです。顔全体がしっかり覆われているため、頭は守られますし、顎まで覆われているので骨折のリスクなどもかなり減少します。

バイクのヘルメットの種類

ヘルメットの安全性を理解した上で、もうひとつ。愛車とマッチする素敵なヘルメットを選んで、バイクライフを楽しんでいただきたいです。そこで、ヘルメットの種類を紹介していきます。

フルフェイスヘルメット

高速道路での安定感や安全性を選ぶならコレがおすすめ。風が直接あたることもないので疲れにくく、虫が口の中に入ってくる心配もありません。また、顔がほとんど見えないので、それを利点に選ぶ人もいます。舗装路を走るオンロードバイクならどんなバイクにも合います。

デメリットは、視界が狭くなるため慣れないうちは操作がしづらいところや、熱がこもりやすいといった点。密着性が高いので、女性はメイクが崩れてしまうことがあります。

スポーツ(シールド・オープンフェイス)ジェットヘルメット

大きなシールドが特徴。視界が開けているため、開放感があるヘルメットです。どんなバイクにも相性がいいヘルメット。

デメリットは、顔が相手にはっきりと見えることや、フルフェイスよりも安全性は劣り、事故の際は顔や顎を負傷することがあります。

オフロードヘルメット

フルフェイス並みの安全性を兼ねており、飛んできた木の枝や石などから保護するバイザーがついていてオフロード走行に特化したデザインになっているので、着用しているだけでオフロード感が溢れるヘルメットです。バイクはオフロードやアドベンチャーと相性が抜群。

デメリットは、シールドがあるタイプは、視界が歪んで見えることがあります。また、着脱が面倒なため、あらかじめ理解が必要です。

システムヘルメット

フルフェイス型、ジェット型の2つの機能を持った利便性が高いヘルメットであり、どんなバイクとも相性がよいです。

デメリットは、構造的に大きくなるので重量が重くなってしまいます。

ストリートジェットヘルメット

シールドがないモデルが多く、軽量で街乗りに最適で、自分好みにカスタマイズできるので、ファッション性に優れています。レトロなクラシックやアメリカンとの相性は最強です。

デメリットは、シールドがないことによる雨天行での視界の悪さや、風が顔に直接あたるので疲れやすく、内装が外せないため洗うことが難しい点です。

ハーフキャップヘルメット

どのタイプのヘルメットよりも安価で、軽量、開放感が抜群です。しかし、どのヘルメットよりも面積が浅く保護性がないため、安全性が劣り、事故の際は致命傷になりやすいので注意が必要です。

最適なヘルメットの選び方とは

着用中の快適さや安全性、ヘルメットの機能、デザインなどが自分にマッチするヘルメットこそが最適なヘルメットとだと言えます。

サイズ測定とヘルメットフィッティングサービス

ヘルメットを購入される前に、お店で頭部の周囲を計ってもらい、サイズや頭の形状を判断してもらいましょう。ヘルメットフィッティングサービスでは、ヘルメットのパーツ変更や内装を交換することで、自分の頭にフィットするオーダーメイドのヘルメットができます。

乗り方に合わせたヘルメット選び

バイクを走行させる目的に合わせてヘルメットを重視するポイントが違います。たとえば、長時間走行するツーリングでは、疲労度を考えて快適さや軽さ、安全性を重視しますので、フルフェイスヘルメットやシステムヘルメット、ジェットヘルメットをおすすめします。

一方、街乗りメインの場合は着脱のしやすさや快適さを重視するので、ジェットヘルメットがいいでしょう。また、峠道やサーキットといったスポーツ走行を楽しみたいのであれば、安全性重視のフルフェイスヘルメット。林道などの舗装されていないオフロード走行であればオフロードヘルメットを選択するといいでしょう。

まとめ

本記事ではヘルメット選びのポイントを解説していきました。まずは安全性第一で選ぶことが前提になります。次に、バイクに乗る目的は人それぞれなので、何を重視するかを事前に決めてから選ばれると、自分に合ったヘルメットを購入できると思います。安全で快適なバイクライフが送れるよう、本記事があなたにぴったりのヘルメットを探すのに、お役に立てれば幸いです。

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