バイクにかかる税金にはどんなものがある？支払い方法や時期についても解説

バイクにも税金がかかることをご存知でしょうか？バイクは持っているだけで税金がかかります。またバイクの種類によって税金が違います。そのため、これからバイクを買う予定がある方やバイクに乗りたいと思っている方は注意が必要です。では、バイクにはどんな税金がかかるのでしょうか。今回は、バイクの税金について詳しく紹介します。

バイクにかかる税金にはどんなものがある？

バイクにはどんな税金がかかるのでしょうか。こちらで詳しく紹介します。

基本的にバイクにかかる税金とは？

基本的にバイクにかかる税金は、「軽自動車税」と「自動車重量税」の2種類があります。

それぞれの税金の特徴について、さらに詳しく紹介します。

軽自動車税とは何か？

軽自動車税とは、軽自動車および二輪車（バイク）の所有者にかかる税金のことです。軽自動車税は、毎年4月1日の時点でバイクを持っていると課税対象になります。2020年10月1日から「軽自動車税（種別割）」に名称変更されています。

軽自動車税は全5段階に分かれている

バイクの軽自動車税は、バイクの排気量別で、全5段階に分かれています。排気量と税額は次の通りです。

・50cc以下（原付）：2,000円
・51cc〜90cc（小型二輪）：2,000円
・91cc〜125cc（小型二輪）：2,400円
・126cc〜250cc（普通二輪）：3,600円
・251cc以上（普通二輪・大型二輪）：6,000円

自動車重量税とは何か？

自動車重量税とは、バイクを購入したときや車検をしたときに、かかる税金のことです。

軽自動車税は毎年かかる税金であるのに対し、自動車重量税はバイクを購入したときや車検をしたときにだけかかります。

また、名称は「自動車重量税」ですが、実際はバイクの重量にかかる税金ではなく、バイクの「排気量」によってあらかじめ決められた税額を納めることになっています。

自動車重量税は全7段階に分かれている

バイクの自動車重量税は、排気量や登録年数で全7段階に細かく分かれています。排気量と税額は次の通りです。

・原付一種および原付二種：0円
・普通二輪（126～250cc）：4,900円（新車購入時に支払う）
・大型二輪（250cc超）による区分
大型二輪（新規登録後から12年目まで）：年間1,900円
大型二輪（新規登録後から13~17年目まで）：年間2,300円
大型二輪（新規登録後から18年目以上）：年間2,500円
※大型二輪は車検ごとに2年分の自動車重量税がかかります。

バイクにかかる税金の支払い方法・支払い時期

バイクにかかる税金はどんな方法で、どの時期に払えばよいのでしょうか。こちらで詳しく紹介します。

バイクにかかる2つの税金は支払い方法や時期が異なる

バイクには軽自動車税と、自動車重量税の2つの税金がかかります。この2つの税金は、支払い方法や支払時期がそれぞれ違います。そのため注意が必要です。

軽自動車税の支払い方法と時期について

軽自動車税の時期は毎年5月末までです。支払い方法は、納付書での金融機関やコンビニ払い、金融機関での引き落とし、クレジットカード払いなどがあります。

自動車重量税の支払い方法と時期について

自動車重量税の支払い方法とタイミングは次の通りです。

普通二輪（126〜250cc）の支払い方法は、新規購入したときに、購入したバイク店に一括で自動車重量税を支払います。

大型二輪（251cc以上）は、車検を受ける時に整備工場などに、車検代と一緒に自動車重量税を支払います。

バイクにかかる税金に関する注意点

バイクにかかる税金にはどんな点に注意すればよいのでしょうか？こちらで詳しく紹介します。

支払い忘れ

バイクにかかる税金に関する注意点は、支払い忘れです。支払い忘れとは文字通り税金の支払いを忘れてしまい、支払いが完了していない状態のことです。

もし支払い忘れをすると、延滞金が発生します。延滞金とは、税金を決められた期日までに払っていない人にかかる罰則金のことです。

延滞金は、支払いが完了するまでどんどん加算されていきます。ある時期を経過すると、督促状が届きます。督促状が来ても払わないと、銀行預金が差し押さえられるおそれがあります。

もしバイクにかかる税金があるときには、支払い忘れがないように十分注意しましょう。

まとめ

今回は、バイクの税金について紹介しました。今回のポイントをまとめると、バイクにかかる税金には軽自動車税と、自動車重量税の2つがあるということです。共通点はバイクの排気量にかかることです。異なる点は支払方法や支払い時期が異なるところになります。ただし、どちらも支払い忘れには注意する必要があります。バイクは税金を忘れずに支払って、楽しく乗るようにしましょう。本記事がバイクの税金について詳しく知りたい方に届けば幸いです。

前の記事

身分証だけじゃない？バイクを購入する際に必要になるものとは

次の記事

オフロードパークとは？コースの種類や新しいパークをご紹介