車やバイク好きな方は、一度は北海道でツーリングをしたいと思っている方は多いのではないでしょうか。フェリーで往復1泊2日ずつかけて愛車を持っていく方もいらっしゃいますが、北海道は日本の中で一番広い場所。函館、小樽、苫小牧から道東や道北に行くのは何百kmもあるので、無理がありますね。そんな方にはレンタルバイクがおすすめです。
北海道でツーリングを楽しむにはいくらかかるのか
■8日間で約5万円(税込)
レンタルショップにもよりますが、格安ですと税込約5万円~あります。飛行場までの往復や荷物の受取り、保険も入った価格です。しかも、こちらの価格は保険を多めに入った価格ですので、保険無し・空港までの輸送も無しにするとさらに安く、2万6,180円(税込)になります。
内訳としては、レンタル料が2万6,180円(税込)、空港へのバイク輸送(往復)1万1,000円(税込)、保険料1万2,840円(税込)です。大手のレンタルショップとなりますと11万円(税込)を超えるところもありますので、格安レンタルショップをインターネット等で見つけられるとよいですね。
レンタルバイクを利用するメリット
■北海道までのアクセスが圧倒的に速い!
とくに、道東や道北までのアクセスが非常に速いです。午前中に東京にいたのに、午後には網走を走りキャンプまでできます。
因みに、自前のバイクで行った場合はどうなるでしょう。まず、自宅からフェリー乗り場まで自走して、フェリーで1泊、ようやく苫小牧か小樽に着いたかと思ったら、網走まで400kmも自走します。レンタルだと半日で着くところ、自前のバイクだと丸2日は掛かってしまいます。
■総額はそこまで高くない!
安い飛行機を予約すれば、土日やGW、長期休暇の時期は飛行機の方が安い可能性が高いです。レンタル約5万円(税込)、飛行機が3万3,000円(税込)、合計8万3,000円(税込)で行くことができます。
■消耗品代が一切掛からない!
タイヤ代やオイル代のパーツ費が一切掛からないのは大きなメリットです。北海道に行ったら、通常1日200km~400km走りますので1週間で1,500km~3,000kmです。チェーンは2万km、ブレーキパッドやタイヤは1万km、オイルは3,000km等、消耗品には限度がありますが、レンタルバイクであればお店負担となりますので、消耗品の心配が要りません。とくに、オイルの量が多くタイヤ価格が高い大型バイクを乗る方にとっては最高ですね。
また、バイクにはグリップヒーター、スマホホルダーが付いていることも多いです。充電器は付いていないこともあるので、モバイルバッテリーが必要になります。ご自身のバイクではないので便利装備がなくて不便と思ってしまうかもしれませんが、最低限の装備は付いているので事前に確認して必要な物は持参しましょう。
■乗りたかったバイクに乗れる?
バイクに乗っていると、予算が足りず憧れのバイクに手が届かなかった方もいるかと思いますが、レンタルバイクにあれば憧れのバイクに乗る夢も叶うかもしれません。生産終了の貴重なバイクに出会えたり、自分のバイクとはまた違った魅力のあるバイクに乗れたりする楽しみもありますね。
ショップによって値段が大きく変わるので注意
■価格の幅が大きく違う
お店によって価格の幅がかなり変わってきますので注意が必要です。また、値段だけで決めるのではなく、大切な保険内容や輸送等、プランの中に何か含まれているかをしっかりと見てから決めるようにしましょう。
実際に旅に出ていざレンタルというときにトラブルになってしまい、思っていた内容と相違があると、せっかくのツーリング旅が残念な思い出になってしまいます。平日・休日・長期休暇等、期間によって価格が変動するショップもあります。期間限定キャンペーンもあったりしますので、旅日程を検討する際に、まずはプランを見てから予算、時期を決めるとよいでしょう。
■レンタルバイクに向いている人・向いてない人
レンタルバイクに向いている人は、1週間程度で北海道を回りたり、道東や道北に行きたい、自分のバイクではなくてもバイクでツーリングがしたいという方です。また、逆に向いていない人は、2週間以上の旅をする方、道央や道南を旅したい、どうしても自分のバイクで回りたいという方は手間暇かけてフェリー移動がおすすめです。
価格についても旅行日程によってお得だったりキャンペーンもあったりするので、自分に合った日程、回りたい場所を決めてからチェックしてみてください。
以上、レンタルバイクでの北海道ツーリングについてですが、道東、道北に行きたい方は、女満別空港がおすすめです。最も北、東なのと羽田からの直行便がありますので便利です。その他、釧路も直行便がありますので、このどちらかがよいです。
また、荷物は事前に宅急便で送っておくことをおすすめします。手持ちで持っていくのは、ヘルメットや貴重品、送ると壊れてしまいそうなカメラ等です。身軽で向かいレンタルバイクで1週間も旅ができるのはバイク好きな方にとっては最高の旅になるでしょう。
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