【初心者向け】バイクの給油方法と注意点を解説！

セルフのガソリンスタンドは給油するスタッフが不在なので、自分で給油することになります。初めてバイクを給油する人は不安になるでしょう。今回は、バイクの給油方法と注意点を紹介します。ガソリンを扱うので安全に配慮するとともに、利用者が気持ちよく利用できるようにルールも守りましょう。

購入直後に向かうべきはガソリンスタンド？

燃料切れになる前に、まずはガソリンスタンドに向かいましょう。

納車時にガソリンがあまり入っていないため

バイクを購入した後は、できるだけ速やかにガソリンスタンドに向かいましょう。これは納車時にガソリンがあまり入っていないからです。

バイクの給油方法

一連の流れを紹介します。注意点やポイントもあわせて紹介します。

停車する

セルフのガソリンスタンドの場合、給油機に誘導してくれるスタッフがいないので、自分で給油機まで向かいます。この際、給油機の右側が空いていれば、そちらに停車しましょう。左側に停車しても給油できますが、バイクは右側がおすすめです。

その理由は、バイクの左側にスタンドが付いているので、バイクを停車したときに車体が左側に傾くためです。

給油口も左側に傾いているので、右側に給油機があれば操作しやすいことになります。また、ガソリンをこぼすことなく安全に給油できるメリットがあります。

給油機のタッチパネルを操作する

まず、支払い方法を選択します。クレジットカードの場合、小銭を用意したりお釣りを受け取ったりする手間が省けるのでおすすめです。

次に、ガソリンの種類を選択します。バイクはレギュラーかハイオクなので間違えないようにしましょう。そして、給油量を選択します。満タン、金額指定、数量指定が選択できます。

支払いする

現金またはクレジットカードで支払います。

静電気を除去する

給油する前に静電気を除去します。静電気が発生すると出火のおそれがあるからです。素手で静電気除去シートに触れてから給油を始めましょう。グローブを外さないと静電気を除去できないので、グローブは外します。

給油する

まず、給油口にあるキャップを外します。キャップが給油口から独立しているタイプは、キャップを紛失しないようにしましょう。キャップは給油機のそばにあるキャップ置き場に置きます。

次に、レギュラーまたはハイオクのノズルを持って給油します。この際、選択したガソリンの種類のノズルが給油できる状態になっているので、もし違うガソリンの種類のノズルを手に取ったとしても給油できなくなっているので安心です。

ガソリンの入れ間違いを防止できます。そして、トリガーを引いて給油します。この際、ノズルを給油口の中に入れるようにしましょう。

トリガーを引くと、勢いよくガソリンが出てくるので給油口の中にトリガーを入れていないと、バイクがガソリンでひどく濡れてしまいます。

勢いよくガソリンが出るので、給油口から溢れてしまうのではと心配になりますが、給油口にガソリンが触れると、一旦停止するシステムになっているので、際限なくガソリンが出てくることはありません。

さらに、ある一定量のガソリンが給油できれば微調整します。満タンの場合、給油口からガソリンの量を確認しつつ、ノズルからガソリンを出します。給油口のガソリンの量を常に確認するようにしましょう。

目を離すと、ガソリンがあふれてこぼれてしまう可能性があります。最後に、ガソリンの給油が終われば、給油口にキャップを取り付けて終了です。

精算する

ノズルをもとの位置に戻すと自動的に精算されます。レシートを受け取りましょう。現金で支払うときは、レシートに記載されているバーコードを読み取って精算します。

ルールとマナーを守って「安全」を心がけよう

安全に、ルールを守って給油しましょう。

タンクにガソリンをこぼさない

タンクにガソリンが付着すると、バイクの塗装が剥がれる原因になります。タンクにガソリンをこぼしそうになるタイミングは2回あります。

1回目は、給油口のキャップを開けるときです。給油前にガソリンのしずくがタンクに付着する可能性があります。

次に、給油後にノズルを給油口から取り出すときです。こちらの2点を防止するために、備え付けのウエスをあらかじめ手元に用意しておき、バイク本体にウエスを被せておきましょう。

ギリギリまでガソリンを入れない

ガソリンをギリギリまで入れると、給油口からガソリンがこぼれてしまう可能性があります。バイクにガソリンが付着した状態で走行すると、引火するおそれがあるので大変危険です。

また、スリップすることも考えられるので、上手に給油できる自信がない人は、ある程度の量が給油できればそれでやめておきましょう。

給油後はその場を速やかに去る

自分の後ろに給油待ちの人がいる場合、速やかにその場を去るようにしましょう。バイクを手で押して給油機を明け渡します。

まとめ

初めて給油するときは不安があるでしょう。どうしても上手に給油できる自信がないときは、セルフではなくスタッフが給油してくれるガソリンスタンドを利用してみてください。スタッフの給油要領を見て勉強しましょう。

また、静電気を除去することや、給油後はその場を速やかに去るなどの暗黙のルールも存在します。迷惑をかけないように給油前に一度確認しておきましょう。

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