始めてバイクを購入する時には、どのような手続きが必要なのか分からない人も多いのではないでしょうか。不安を抱えている人に向けて、バイクの購入手続きの流れについて説明します。店舗を決めるところから引き渡しまで詳しく説明するので、バイクの購入を考えている人はぜひ参考にしてみてください。
バイクを購入する店舗を決める
購入したいバイクを見つけたら、まずは購入する店舗を決めましょう。まだ1台に絞り切れていない場合は複数のメーカーを扱っている店舗がおすすめです。特殊なメーカーのバイクを購入した場合は、購入したいバイクを扱っているか確認しましょう。最近ではインターネットで購入も可能です。
購入した後も店舗と関わることを考えると、自分に合った店舗や対応のよい店舗を選ぶとよいでしょう。安心してバイクに乗り続けるためには、メンテナンスをしっかり行ってくれる店舗を選ぶことが重要です。とくに初めてバイク購入する人は、困りごとなどを気軽に相談できるような店舗を選ぶと安心でしょう。
時間に余裕があれば、複数の店舗を訪れ納得がいくバイクを探してみてください。後悔しないためにも、信頼できる店舗であるのかしっかり見極めることが重要です。
バイク購入に関する契約を行う
購入する店舗が決まりましたら、購入に関する契約を行います。まずは支払い方法を決めましょう。現金一括払いかローンで支払いをする方法から選択します。ローンを組む際には分割回数や手数料を考慮しながた無理のない範囲での返済計画を立てることが重要です。また、バイクを所有するにはメンテナンス費用や修理費用も必要です。事前に月々払える金額を決めておくとよいでしょう。
ローンを組む際には、住民票や銀行口座の番号などが必要です。ほかにも店舗によって必要書類は異なるので、しっかり確認しておきましょう。いずれにしても身分証明書や印鑑は求められることがほとんどですので、用意しておくとスムーズに手続きを進められます。
保険加入に関する手続き
バイクを購入する際には、保険の加入手続きも必要です。自賠責保険はバイクを購入するすべての人が加入しなくてはいけない保険です。バイクは事故のリスクが高いといわれています。事故に遭ってしまった場合に、治療費などを負担してくれるのです。
保険料は、基本的にはどこの保険会社でも同じ金額です。しかし、排気量や契約する期間によって多少の差があります。契約は、長期間加入することで割引していくのです。
また、自賠責保険では補償範囲が狭いので場合によっては補償されないものもあります。補償されないとすべて自己負担となってしまうのです。自己負担になってしまうことを防ぐには任意保険に加入するとよいでしょう。
自分が被害者になってしまう可能性もあるので、もしものために任意保険に加入し備えておくことが大切です。年齢やバイクに乗る頻度、月々の保険料などを考えながら、自分に合った保険を探しましょう。
ナンバープレートを取得する
次にナンバープレートを取得する手続きを行いましょう。バイクは陸運局が管理しています。原付バイクの場合は、住民登録してある役所で手続きを行います。役所で必要な書類を受け取り記入しましょう。
手続きには販売証明書や譲渡証明書が必要になります。販売証明書や譲渡証明書は、バイクを購入した販売店で受け取ります。インターネットで購入したりや個人により売買をしたりした場合は、廃車証明書を受け取らなくてはいけません。
これらの証明書が用意できないとナンバープレートは取得できませんので注意しましょう。役所によって必要書類が異なる場合があります。事前にホームページで確認したり役所に問い合わせをしたりしておくと安心です。
整備終了後、納車・引き渡し
バイクの登録作業やナンバープレートの発行には数日程度かかります。基本的には、購入から納車までは1週間ぐらいかかるようです。しかしメーカーから取り寄せをする場合には1か月以上かかる可能性もあります。事前に納車日予定を確認しておくと安心です。
また、納車の前に整備を行う場合があります。整備の際には操作に問題はないか、オイル漏れはないかなど細かくチェックされます。整備がすべて終了しましたら納車されます。
引き渡しは、店舗で引き渡す方法と自宅まで届けてもらい引き渡しをする方法から選べることが多いようです。状況に合わせてどちらがよいのか事前に決めておきましょう。
引き渡し後にすぐにバイクに乗りたいと考える人が多いでしょう。そのためは、納車までの期間にヘルメットやグローブなどの必要なものを用意しておくことをおすすめします。
事前に流れを把握しておくとスムーズに手続きを進められるでしょう。バイクの購入に関する手続きはしっかり理解しておけば難しいことではないのです。しかし、店舗選びやローンの返済計画は慎重に行わなくてはいけません。もしものことに備えて保険に加入しておくことも重要です。購入後に後悔することがないように、時間に余裕を持ってお店選びや手続きなどを進めるとよいでしょう。
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